2009年1月30日金曜日

休薬期間を有効に。

今日は霧雨。だんだん春めいてきます。もともと寒いのが嫌いで、冬は人間も冬眠できたらいいのに、と常々思っていたし、やっと楽しい季節がやってくる。抗ガン剤も2クール終了し、なんとか生き延びているので、今年の梅と桜は、見られるでしょう。

しかし、この終わりのない抗ガン剤生活に、いつまで持ちこたえられるんでしょうねぇ。まだ2クールだけど、白血球や血小板の減少以外にも副作用は出てきていて、手が黒ずんできた(色素沈着)&脱毛が増えてきたのが気になる。禿げるってほどじゃないんだけど、薄くなってる、ってかんじ。ジェムザールは、もともと副作用の少ない抗ガン剤だけれど、やっぱり毒を体に入れているわけだから、あちこち不具合は出てくる。モルヒネのせいで眠気も強いし、1日のうち起きていられるのは、以前の3分の2ぐらい。健康な時ってどういう生活してたんだっけ?と思うくらい、すっかり病人生活になってしまった。食事は、以前の半分も食べられない。特に出し汁の臭いを受け付けなくなってしまい、味噌汁や肉じゃがなど、臭いをかいだだけで吐きそうになる。和食の味付けには、ほとんど醤油や出し汁が使われているので玄米菜食どころか、洋食派になってしまった。今朝はクラッカーとチーズとカフェオレとリンゴ。あとはビタミン剤。

ところで、今のところ、疾病休暇扱いで会社を休めているけれど、休職期間のリミットは1年半。この期間を過ぎたら、もはや戻れる仕事も収入もなく、闘病生活を続けなければならない。そうなれば細々とつながっていた社会との糸も切れて、心の拠り所みたいなものもなくなってしまうだろう。実家に身を寄せているとはいえ、生活費や治療費だって厳しい。今更、看病と生活のためにダンナを探すわけにもいかず、どうしたらいいのか、まったくわからない。

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