2009年5月22日金曜日

2009年5月16日土曜日

永眠しました。

病室にいます。

まるで寝ているように
穏やかな顔をしています。

詳細については追って連絡いたしますので、
現時点ではご家族への連絡はお控えください。

alzへの連絡は大丈夫です。

2009年5月14日木曜日

再ホスピス Part1

本日、無事に都立豊島病院へ再入院したという報告を
妹さんから頂きました。
(「無事に再入院」って変ですけど・・・)

前回のように
窓からテラスの花壇が見える病室ではなく、
ちょっとご不満の様子だとか。

あいかわらず「さら」らしい(^_^)

2009年5月13日水曜日

自宅療養Part3

ブログの管理人「さら」に代わり、
alzが引き続き記事を投稿しています。

ぬけがけして昨夜、自宅へお見舞いに行ってきました。
すみません。

「さら」の妹さんから
「ブログの記事にするならば、
できるだけ、ありのままを伝えて欲しい」と、
いうことなので、
今回はちょっと辛い内容です。

こういう内容をブログに書くべきか迷いましたが
「誰かの参考になれば」という
ブログを始めた「さら」の意図を汲みました。


以下、心の準備をしてからお読み下さい。














病状はかなり進行してしまっています。
朦朧としていて、ようやく会話できる状態。
奥底にある意識をようやく探り出して
なんとか声に出しているようで、
それさえも辛そうです。
うわごとのような言葉を発することもあります。

そんな状態ですが、相談を受けました。
自宅療養を続けるべきか、病院へ戻るべきか。

現在、介護ケアは24時間体勢、往診も毎日行われ、
電話をすればいつでも駆けつけてくれる場所に先生がいて
自宅療養の体制としては十分な環境にはなっていると思います。

これはずいぶん以前に「さら」が自分で探した体制よりは遙かに良く、
望んでいた体制よりもむしろ良いほど。
本人はウェブで情報を集めていましたが、
やはりこういうことは
ケアマネージャーが集めてくれた情報の方が優れています。
特に往診してくれる先生の携帯電話に
直接いつでも連絡できるというのは
世話をしている家族にとっては大変心強いようです。

しかし「さら」にとっては
専門の医療スタッフがいつでもそばにいる
病室の安心感が得られないのがどうしても不安なようです。
精神的な部分までは
実際に自宅療養をしてみないとわからないのは
当然のことでしょう。

病院よりもむしろ対応がよくて、
トラブルもなく、病状の急変もないのですが
病院ではないという不安は
大きなストレスになっているみたいです。

でも、自宅という心地よさも捨てがたい。

一生懸命に声を出して相談されたものの
明確な答えは出してあげられませんでした。
難しいです。

一度、病院へ戻るのは賛成です。
体力的にも移動ができるのは今の内です。
しかしまた自宅療養をしたくなっても、
今の体制を再び組むのは容易ではないでしょう。
移動できる体力が残っているのかも心配です。
移動自体が大きく体力を消耗しますから。

今日明日には、
自宅療養を中止して病院に戻るかを
決定しなければならないようです。

「自宅で病院並みの看護を受けるにはどうしたらいいのか」と
がんセンターの先生に相談していた「さら」を思い出しました。
先生の答えは、
「大金持ちになって自分で病院経営するしかないよ」

alzは笑って「そりゃそうだ」なんて
言っていましたが・・・・。

2009年5月9日土曜日

自宅療養Part2

妹さんからメッセージです。


昨日は退院と初めての夜で、本人並びに両親も私もかなり疲れてしまいました。
今日は午前中、看護士さんに来て頂き、姉の体調も落ち着き始め、ようやく家族も一休みできました。
明日は母の日なので、家族で何か出来ればと思っています。


自宅療養によって、病気のことばかりの毎日から抜け出せたのが、「さら」にとってなによりの刺激になっているのではないでしょうか。

まだ介護のペースが掴めていないそうで、もう少し自宅へのお見舞いは遠慮したほうがよさそうです。
なにもかも初めてのことばかりで、ご両親もてんてこ舞いでしょうね。

何はともあれ、自宅療養が成功してよかったですね!

自宅療養Part1

妹さんからの報告です。

「今日は寒いから寄らない!」
と言って病院を出たものの、
関越に入ると
「やっぱり寄る!」と言い出したため
航空公園に寄りました。

「さら」らしいですね。
昨日は雨が降ったり止んだりして
あまり天気には恵まれなかったでしょうが
春雨の中の緑も楽しかったのではないでしょうか。

2009年5月8日金曜日

自宅療養!

すみません!!!!!!!!
先ほど連絡があり、
急遽、本日から自宅療養になりました。

2009年5月7日木曜日

ホスピス Part4

みなさま、コメントありがとうございます。
可能な限り更新しますので
よろしくお願いします。

昨日、会ってきました。
最初はとてもだるそうで
目をつむったまま、一言、二言だけ。

ほとんど話もせず、
今日は調子が悪そうだなー、と思っていたのですが、
Mさんがお見舞いにくると俄然元気になって
「あっちでお茶しよう」と言い出し、
談話室で紅茶を一緒に飲みました。

どうやら
刺激があれば元気に起きられるみたい。
(私は刺激にならない・・・^_^;)

GWが終わり、私も病院へいく時間が減りそうです。

豊島病院の緩和ケア病棟は24時間面会可能です。

東武東上線大山駅から徒歩10分、
池袋駅からバスも出ていて「豊島病院」のバス停もあります。
バスだと池袋から20〜25分くらい。

池袋駅東口時刻表

池袋駅東口乗場
↑昨夜ニュースになっていた閉店した三越の裏。

早ければ土曜日には自宅療養になる予定です。
その前に、という方は明日にでもぜひ。

「隣りの笹塚っ子」さん、
勇気を出してコメントありがとうございます。
また勇気をだしてくださいね。
ぜひ会いに行ってやってください。

2009年5月5日火曜日

ホスピス Part3



前回の写真の真上はこんな感じ。
まさに森林浴です。

昨日、顔を見てきました。
森林浴の効果なんでしょうか?
すこぶる調子が良かったです。
最近は会話も辛そうな日々でしたが
昨日はたくさんの会話をしました。
「ペース配分がわかってきた」そうです。
この分であれば週末には自宅療養に移れそう。

「次はどこに行こうかなー」と
楽しそうに思案していました。

ところで
「さら」という名前の秘密。
中学の頃にはついていた愛称だそうです。
愛称がついた経緯は「教えない」と。
「忘年会で皿回しをしたから、って聞いたことあるけど」
って言ったら、
「あ、それでいいや」だって。
かなり嬉しくない経緯で付いた「さら」のようです。
500円さんの
「確か、「風と共に去りぬ」が大好きで・・・云々、という理由ではなかったかと記憶しているのですが。」
は素敵な経緯ですね。たぶん採用になるかと(^_^)

2009年5月3日日曜日

ホスピス Part2



本人「さら」がブログを続ける気力がないので、
これまでコメントに投稿していた「alz」が
本人の許可を得てブログを続けます。

ブログを書けないほど体力がなくなっているわけではなく
泣き言や文句ばかりになってしまうのが書いていて嫌なのだとか。

コメントを寄せていただけるのは「うれしい」ということなので
「では、私(alz)がブログは続けましょう」となりましたので、
ぜひコメントを引き続きいただけると幸いです。
彼女のように上手な文章は書けませんのでご了承ください。

本人からメッセージ:
先日、お見舞いに来ていただいたにも関わらず、
お会いもせずに帰っていただいてしまい
本当に申し訳ございませんでした。


alzも同じ日の夜に行ったのですが
やはり追い返されました・・・。
時計の針の音さえも不快に感じていたので
人に会うどころではなかったようです。

写真は昨日(5/2)。
外泊許可を得て自宅へ戻る途中に寄った智光山公園での様子。
「自分の写真をアップする最初の写真がこれとは・・・」と
ガックリしてましたが、心配していただいている皆様には
「さら」が希望通りに緑を満喫できていることをご理解いただけるのではないかと。

自宅に戻った「さら」は病院よりもずっと元気です。
自分でも調子がいいと。
できれば自宅で今後も過ごしたいと言うことなので、
可能であれば自宅療養できるような体勢にする予定です。

今回は一時帰宅なので今日(5/3)夜には病院へ戻ります。


alzは「さら」などと言ったことないので違和感あります・・・。
ほかの方々がそう呼んでいるのはよく耳にするのですが。
どうして「さら」という愛称なんでしょう?