2008年11月30日日曜日

入院生活

Gセンターに入院して早くも6日目。パソコンを持ち込むのはOKだったけど、インターネットとの接続の仕方がわからずブログを更新できなかった。携帯電話からも更新できるはずだが、やり方を知らず。この週末だけ、自宅に外泊しにきたので、早速更新。Gセンターの病棟は、とにかく綺麗です。4人の大部屋だけど、一人分のスペースも十分だし、棚やTVも機能的にしつらえてあり使いやすい。築地市場や運河を見下ろし、遠くはレインボーブリッジやお台場のフジTVも見え、景色も抜群。行きかう船や飛行機、車、人の賑わいもよく見える。築地市場は午前3時から、もう動いていました。各部屋にトイレ、洗面所、シャワールームもついていて、J医大と比べると月とすっぽん。

・1~3日目
とにかく検査漬け。エコー、心電図、造影CT、採血、膵生検。膵生検は辛かった。検査じゃなくて、ほとんど手術。点滴して、筋肉注射して、お腹に麻酔して、そのあと膵臓まで針を3本通して、組織を吸い上げる。意識はあるので、涙目で横たわってました。また、今までの痛み止めが、もう効かなくなったので、先生に新しい薬を出してもらった。今度の痛み止めは2種類なんだけど、その副作用を抑えるために、胃薬2種類、利尿剤、下剤2種類、を飲まなければならず、一挙に薬が7個。大丈夫なの? というかここまでしないと、もう痛みが抑えられない、深刻な状況。ただし、私は痛みのコントロールさえできれば割と普通に日常生活が送れるので「QOLをあげる手助け」が、不治の患者に対する、病院の役割らしいです。

・4日目
検査結果報告。今度こそ、病理でガン細胞が検出されたとのことで、正式にガンです。このまま何もしなければ、春を迎えられないでしょう、と言われました。私の状況は、それほどまでに切迫してたんですね。暢気だったのは本人ばかりなり。あとは、どの化学療法を選ぶか、12月1日(月)に相談して決めましょう、とのことでした。どうしましょう。自分の中では、次の二つに絞りました。ただし、どちらの治療を選んでも治りません。延命のみです。

A:ジェムザールからスタートする標準治。次にTS1。
B:ジェムザールとワクチンの併用

Bを選ぶと1ヶ月入院、おまけに月2回づつ6本の注射。そして毎週、抗ガン剤かワクチンの投与があるので、まったく休みの週がない。ワクチンは、今のところ人間に効いてるかどうかわからないそうです。負担のわりには効果が見られない、というのが現状っぽい。
Aだと1週間入院。3週投与して、4週目はお休み。これだと、体も楽だし、自由時間も多いため、空いてる時間を自分の好きなことに使えます。とはいえ、治らない病気なのに、治療がこれだけ、なんて心もとない気もします。また、悩むネタができてしまった。どうする、私!

今後、どうしよう。体はだいぶ弱ってきました。12月以降、どういうメドと目標で動こうか。会社? 旅行? とにかくだらだらしてると、どんどん弱ってしまう気もするけど、自分の体力が今後どうなるのかわからない中で、計画を立てるのってすごく難しい。
そして、明日からまた入院。

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