2008年11月1日土曜日
どうしたらいいの?
膵臓癌と告知されて、1ヶ月。難治癌と言われる膵臓癌になってしまい、不安にさいなまれながら治療法を模索する毎日です。この先、どうなるかわかりませんが、自分の足跡をたどるため、また同病になった方への参考にと思い、ブログを書くことにしました。2008年6月。腹痛のため、地元の一般病院へ行ったのが始まり。どうも膵臓が悪いらしい、ということで東京の大学病院で精査。自分では、てっきり慢性膵炎だと思い込んでいましたが9月下旬、膵臓癌との告知を受ける。受けた検査は、次のとおり。MRI、造影CT、ERCP、EUS。腫瘍マーカーは正常の範囲内。病理検査はCLASSⅢだが、明らかに不健全な細胞があり、画像との総合判断で膵臓癌だとのこと。医者からは、すぐに手術を勧められるが、膵臓癌の知識もまるでなく、パニックに陥った私は、気持ちの整理をつけるため、およびセカンドオピニオンを受けるため、いったん退院する。そして国立がんセンターへ行くも、同じ診断。どうやら本当に癌なのだと、ようやく認識。最初の大学病院で手術の予約を取ったが、再度の説明によると、手術はできるといってもぎりぎりラインの大手術。膵尾部切除、脾臓切除、左副腎切除、門脈切除&再建、腹腔動脈切除。これだけの手術をしなければならない癌の進行度を考えると、手術のリスク、再発の確率の高さなど、治癒の可能性のバランスの悪さから、手術不可と判断する病院も50%を占めるだろう、とのこと。この説明で手術に対する不安から情緒不安定になり、手術当日朝、医者の判断により手術中止。そのまま退院してしまいました。10月下旬のことです。その後、今日まで、再度手術を希望するか化学治療に切り替えるか、考え中。というか、もう判断がつけられず悶々としています。どこの病院へもかかっていないこの状況も怖く、何とかしなければ、と気ばかりあせっています。病院にかかっていないと、会社へ提出する診断書も書いてもらえません。化学療法でも治る見込みもなく、手術しても再発の可能性90%。どちらにしても平均余命は1年ちょっと。奇跡的に治る人が稀にいるだけの膵臓癌。ああっ! 一体どうしたら!!
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