2008年11月5日水曜日

手術と化学療法と代替療法

はや11月5日。昨日、有明の癌研へセカンドオピニオンを聞きに行く。やはり手術が最優先と言われた。いくらそう言われても、術後のQOL低下を考えると、なかなか踏み切るのが難しい。糖尿病、下痢、食欲不振、傷の痛み、疲れやすい体質になるであろうetc。抗ガン剤で、あわよくばガンが縮小してくれないか、どうしても考えてしまう。毎日、ついネットサーフィンをして、他の膵臓がんの人のブログを読んでいる。長期生存の人もいれば、未完でぷつっと途切れている人もいる。精神衛生上、良くないのかもしれないが、自分の今後の経過を予測しておきたいのが人情というものでしょう。それにしても、未承認の薬や代替療法を探して探して試している人を見ると、そのフットワークと努力には、感心する。私がやっていることは、プロポリスとフコイダンを飲み、週2回岩盤浴へ行き、できるだけベジタリアンな食事を心がけているぐらい。それでも、痛みは増してきており、1日1回は痛み止めのハイペンを飲むようになってしまった。1回針治療をしたが、私の場合、なぜか一時的に痛みが強くなった。代替療法ではどうも治らない、と薄々感じる今日この頃。                                     一般的に考えて、手術をしてQOLの低下した生活で余命1年半。抗がん剤治療で余命1年弱。絶対にし遂げなければならない仕事もなく、気楽な独身で子供もいない。精神的には強くなりづらい環境だ。高齢の両親が心配といえば心配だけど、妹が二人いるから、彼女たちが何とかしてくれるだろう。もちろん治りたい。平凡な人生でも、もう少し生きていたい。

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