4日間、連続で外出したためか、本日は疲労でダウン。一日中、寝ていた。やはり毎日動き回るのは無理のようです。ジェムザールとモルヒネで痛みをごまかしているが、昨日の血液検査のCRP(炎症度)は、1.3まで上がっていたし、病状は悪化しているのかもしれない・・・。ここ最近、体調が良い気がしていたが、それは私の勘違いの可能性も高い。油断せずに、気をひきしめて生活しよう。
ところで、考えてみると、私の発病時期って正確にはいつなのだろう? というのも、ガンを告知されたのは昨年9月末だが、腹痛で受診し、膵炎と誤診されたのは、その3ヶ月前の6月末。誤診されなければ、7月には、膵臓がんだと判明していたことだろう。仮に7月をスタートだとすると、私は発病して8ヶ月目になる。生存期間は平均値がすべてではない、とはいえ、この状況で私は暢気に構えすぎではないだろうか? 正直、病気のことを考えるのも疲れてしまって現実逃避している部分もあるのだが、もう少し危機感を持とう。
米原万里さんの「打ちのめされるようなすごい本」という本を買った。彼女の癌の闘病記部分を読むためだ。代替医療体験記は、かなり興味深かった。免疫療法、温熱療法、針治療、食事療法などなど、目についたものは片っ端から試している。結論をいえば、すべて効かなかったのだが、米原さんのような才女でさえ、いざ癌になれば藁をもすがるのだ。ましてや自分は、と引き比べて、変な慰めを得る。
ところで最近、いろいろ面倒な手続きや書類を書くことを、とても負担に感じるようになってきた。これも気力の低下だろうか。。
・入院保険やがん保険:書類の取り寄せ→病院への申請→受け取り→発送。
・傷病手当金請求書:病院への申請→受け取り→発送。
・介護保険の契約:ケアマネとの契約、レンタルグッズの契約など。
・高額医療の払い戻しの請求:領収証を集めて計算して、市役所へ出向く。
・更に、ホスピスの病院探しと予約&下見。(当然ながら、とても嫌)
・ついでに遺言書も、ぼちぼちと書く。
今はまだ、自分で処理できるからいいけれど、悪化して自分でできなくなったときを思うと気が重い。高齢で高等教育を受けていないウチの両親では対処できないから、別に所帯を持って生活している妹に連絡して頼むしかないのだが、それもまた資料を揃えて一から説明しなければならない。私は、4つの保険会社に入っていたため、自分でもよくわからなくなっているくらいなのに(笑)。世間には、自分では対応できない老人もいっぱいいるだろう。こういう事務処理を代行してくれる機関って、調べればあるのだろうか?
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