1月に腹水で騒いでからその後、ラシックスとアルダクトンを毎朝飲んでいる。効果はあるようで、あれから腹水だけには悩まされていない。腹水は本当に辛かったので、これがないだけで随分助かっている。
食欲は、あるにはあるのだけれど、どうにも量が食べられないし、日によっては、まったく食欲のわかない日もある。今のところ、1日1食ぐらいなら、普通の量が食べられる、といったところ。とにかく“食べる”ことが優先なので、野菜でも肉でも果物でも炭水化物でも、できるだけバランス良く食べるようにしている。でも食べ過ぎると、てきめんに腹痛になる。
計っていないので正確じゃないけれど、1日1200kcalは、たぶん取れていない。それでも、なんとかここ2ヶ月は、体重をキープできているのが、わずかな安心材料。身長は161cmなんだけど、40kg台になると、体力が落ちてヘロヘロになってしまうのが過去の経験からわかっている。この身長で体重40kg台の人は沢山いるでしょうけど、私の場合、年齢のせいもあって無理ですね(笑)。50kg台を割り込まないようにするのが、現在の目標。ただ痩せて足が細くなったせいか、キツキツだったブーツが楽に履けるようになったのだけは、嬉しい。ひとつぐらい、いいことがなくちゃ。
TS1のほうは、飲み始めて11日経過。吐き気や倦怠感などの副作用はまだないけれど、色素沈着が進んでいて、腕や手が黒ずんできました。日に焼けたかんじの黒さではなく、不健康な黒ずみなので、非常に嫌なかんじ。でも副作用が出てきた、ということは、そろそろガンにも効いているかどうか、効果のほどがわかってくるんじゃないでしょうか?素人考えながら・・・。早くCTを取って欲しいけれど、1ヶ月に1回なので、まだ2週間もある。こういうのって、なんとかならないのだろうか。
膵臓がんに関して経験豊富で優秀な医師がいて、治療法の融通が利いて、家から近くて、最新鋭の機材と施設で、ホスピスがあって、最善の治療を受けている、という安心感が持てて・・・。そんな理想の病院があれば、私ももっと心安らかに闘病生活を続けられるし、それでダメならしょうがない、と覚悟も決められるるでしょう・・・。誰もが、そう思ってるでしょうけど。日本にもいつかそんな素晴しい医療環境が整う日がくるんだろうか。私に、体力と時間さえあれば、すべての治療を試してみるのに。
膵臓がん患者を見ている医師たちは、自分が膵臓がんになったら、どこの病院で、どういう治療を受けるつもりなんだろう? 自宅で病院を経営していたら、腫瘍マーカーも取り放題、抗ガン剤も打ち放題、不安ならすぐCTを取り、丸山ワクチンを試し、漢方薬も、温熱療法も、免疫療法もすべて試してみるんだろうか・・・。それとも、何もせず、諦めるのか?
1 件のコメント:
ときどき読ませていただいております。すい臓がんは私の妻がそうでした。生き抜く気持を強く持ってください。このブログにすべてを書きだしてください。
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