2008年12月30日火曜日

永遠の幸福

今年もあと1日になった。今年は1~9月までは普通の生活。ガンとわかった10月からは、怒涛の3ヶ月間だった。長かったような短かったような。一言で言えば、ものすごく消耗した。この年末年始は、少し心の休憩をして、来年からの戦いに備えましょう。3ヶ月間、私はよく頑張りました。自分で自分を褒めましょう。

今日は、会社のNさんとIさんが川越まで来てくれた。年末で忙しい時期なのに、ありがたい。お見舞いに、青いカーネーションをいただく。花言葉は“永遠の幸福”だそう。どうか、そうなりますように。二人と話しながら、来年は生きることを考えよう、と思った。体調は、どうせいつも悪いのだから、できるだけ動こう。会社にも、一度顔を出したほうがいいだろうし。

といいながらも、夕べのことは書いておきたい。ヒドイ目に会った。痛みが強かったのでモルヒネを5mgから7.5mgに増やして服用したところ、まず体が動かなくなって汗びっしょりとなり、次にトリップしたみたいに、いろんな妄想が頭の中をグルグルと回った。この状態で約3時間。麻薬の症状ってこういうことだったのか! 恐ろしすぎる。もしかして死ぬ前ってこうなるのかも、と思ったくらいだ。しかし、私は今後、麻薬を増やしていかないと、痛みに耐え切れないだろうし、どうしたらいいんだろう。この間、医者から、そろそろ腹腔神経叢ブロックを、と言われたが、こういうことを見越していたのかも。膵臓がんの痛みは、お腹に塊があるような鈍痛と、キリキリ刺すような疼痛と両方だ。薬がなかったら、とても正気を保っていられるような状態ではない。こうしている今でも、痛みを薬で遮断しているだけで、実際にはお腹の中で、そんな恐ろしい戦いが起きているのかとと思うと、それが恐ろしい。

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