2009年4月24日金曜日
2009年4月21日火曜日
2009年4月20日月曜日
入院中Part13
あと一年、好きなことをして遊んだり、習い事などできる体調があるのなら、本当に後悔なんてなくなりそうです。
そのためにも、ギリギリまでガン細胞にはおとなしくしていてもらいたい。
朝から晩まで、気持ちのいい1日が欲しい。そんな1日の夕方、ビーチサイドの椅子に座って夕陽を眺めながら死ねたら、なんの文句もありません。
2009年4月19日日曜日
入院中Part12
それでも、忙しいなか、沢山の方にお見舞いにきていただき、本当にありがといございます。すっかり皆さんには甘えてしまっていて、ホントにすいません。
せめてもう一度、自分の足で散歩ができるまでには回復したいです。点滴がないと生きられないのに、点滴ノイローゼです。
なんとか、自分の口で食べられるようになること。まず、そこから目指さないと。つくづく病院が嫌になりました。とにかく一度家に帰りたいです。
2009年4月17日金曜日
入院中Part11
それから、コメントに書き込みいただいた通り、昨日、車椅子に乗せてもらって病院の周りを散歩してきました。浜離宮は、遠すぎたので、病院裏の公園を目指し、小さな新緑でも見ようと思ったのですが、いざ行ってみると、そこは銀座らしからぬタイプの女性集団に埋め尽くされており・・・。
公園の隣の新橋演技場で、タッキーが座長を務める公演があったため、その入り待ちのファンの山だったんです。その異彩を放つ集団で一杯の公園内には、とても入れそうもなく、あきらめて劇場をぐるっと回っていたら、入り口の警備員さんに「こちらにお越しですか」と丁重に案内されそうになりました。車椅子にも関わらず観劇にきた熱心なファンだと思われたみたい。一緒にいた友人と妹と三人で、思わず笑いました。あのまま待っていたら、タッキーに握手ぐらいしてもらえたかもしれません。新緑散歩は、またこの次に。
病状はもう予断を許さないところまできたみたいですが、とにかくできるだけ新緑を見ることが、この春の目標です。
2009年4月16日木曜日
2009年4月11日土曜日
2009年4月8日水曜日
2009年4月6日月曜日
入院中Part7
もう、書き出せばキリがないくらい、体のあちこちが壊れていて、薬を使っても、うっすらとした痛みは慢性化しています。ベッドの上で快適な体勢を探りながら、寝ています。今日のお昼に、病院のレストランでラーメンにチャレンジしたところ、三口ぐらいしか食べることができませんでした。入院前より、明らかに食べられなくなっていて、ショックです。
しかし、それでもまだ、食べられるだけ、いいほうなのだと自分を励ましつつ、紀行本の写真を見ながら、まさに「夢は枯れ野をかけめぐ」りつつ、奇跡を夢見て、パジャマを戦闘服に、闘っています。
2009年4月5日日曜日
入院中Part6
しかしながら現実は、痛みのほうは、モルヒネの増量で、なんとか調整できてるものの、腹水が、また増えつつあり、もうどうしようもないです。ラシックスとアルダクトンで押さえることには、限界がきてしまったのだろうか。根本原因が、ガンのため、医者にもどうすることもできず。そう頻繁に針を刺して抜くわけにもいかないし。妊婦のように破水でもしたい気分です。何かいい方法はないんだろうか?
入院、七日目。急な入院にも関わらず、お見舞いにも、沢山きていただき、ありがとうございます。
2009年4月3日金曜日
2009年4月2日木曜日
入院中Part4
学生時代も、社会人になってからも、私にとって、一番身近な桜は、外堀公園や千鳥が淵の桜だった。春の宵。学生時代の新歓コンパ。ビールや笑顔や、ばか騒ぎ。静かにそぞろ歩いたデートの日。4月の人事異動や組織変更に辟易しながらも、桜を見上げてはげまされた日々。武道館のコンサート帰り、興奮と共に見た桜。
去年の今ごろ、携帯の写メで撮った、千鳥が淵の桜の写真を保存してある。あの頃、あと20年ぐらいは、この桜を見るだろうと思っていたのに。
屋台の灯りと、道行く人達の笑顔と共に、どこまでも熱に浮かされたように、桜並木を歩いていた晩。
胸の痛みも、お腹の痛みもすべて忘れて、もう一度、あの桜並木を歩けたなら。
入院中Part3
先生からは、改めて、もう提案できる治療法はない、との説明を受けました。まだ名前もついていない新薬の抗がん剤の治験があるにはあるけれど、今の私の体力では無理だろうとのこと。がんセンターでも、その薬が飲めるまで辿り着いた患者さんは、1人だけだそうです。副作用など、すべて未知数の薬だそうで、確かに私には無理かも。
今後、がんセンターとは、不定期に外来で相談程度はさせてもらいつつ、他所でいわゆる代替治療をやる予定。思い切って先生に代替治療について尋ねたところ、実は大変に情報通で、私の知らないクリニックのことなどもさりげなく教えてくれました。びっくりです。もしかして、代替治療に一番詳しいのは、がんセンターの先生じゃないの(笑)?沢山の患者から話を聞いてるわけだし。例のウクラインのことも知っていて、使用している患者も何人か知ってるようでした。高額な治療費には眉をひそめてましたが、否定はしてませんでした。