初めてこのブログへお越しの方へ
このブログは膵臓癌を患った「さら」のブログです。
参考になる内容も含まれていますが、
ハッピーエンドではありませんので、
ご覧いただく場合はご注意ください。
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2009年7月8日水曜日
2009年6月11日木曜日
お別れの言葉
お別れの言葉
本日は、私ことさらの葬儀にご参列いただき、ありがとうございます。
人生の半ばで、思いもよらない病に倒れてしまい、
志もまた半ばとなってしまった部分もありますが、
それでも今日まで、自分なりに精一杯生きることができたと思っています。
今日まで私を支えてくれた家族、暖かい友情をわけあって下さった友人達、
一緒に仕事をして下さった方々に、心から感謝しています。
病気になってから、一番に考えたことは、
当たり前ですが、健康の大切さでした。
食事をしたり、仕事をしたり、旅行をしたりすることが、
それだけでどれだけ素晴らしいことか実感しました。
皆さんはどうか、これからも、
今という瞬間を大切にして生きていって下さい。
本日が、皆さんにお会いする最後となりましたが、
またいつか、別の世でお目にかかれることを願っています。
本当に、ありがとうございました。
さら
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
生前にさらが用意し、
葬儀のときに妹さんが代読したものです。
ご家族の了解を得て、ここに掲載しました。
本名部分は「さら」に置き換えています。
2009年5月16日土曜日
2009年5月14日木曜日
再ホスピス Part1
本日、無事に都立豊島病院へ再入院したという報告を
妹さんから頂きました。
(「無事に再入院」って変ですけど・・・)
前回のように
窓からテラスの花壇が見える病室ではなく、
ちょっとご不満の様子だとか。
↑
あいかわらず「さら」らしい(^_^)
妹さんから頂きました。
(「無事に再入院」って変ですけど・・・)
前回のように
窓からテラスの花壇が見える病室ではなく、
ちょっとご不満の様子だとか。
↑
あいかわらず「さら」らしい(^_^)
2009年5月13日水曜日
自宅療養Part3
ブログの管理人「さら」に代わり、
alzが引き続き記事を投稿しています。
ぬけがけして昨夜、自宅へお見舞いに行ってきました。
すみません。
「さら」の妹さんから
「ブログの記事にするならば、
できるだけ、ありのままを伝えて欲しい」と、
いうことなので、
今回はちょっと辛い内容です。
こういう内容をブログに書くべきか迷いましたが
「誰かの参考になれば」という
ブログを始めた「さら」の意図を汲みました。
以下、心の準備をしてからお読み下さい。
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病状はかなり進行してしまっています。
朦朧としていて、ようやく会話できる状態。
奥底にある意識をようやく探り出して
なんとか声に出しているようで、
それさえも辛そうです。
うわごとのような言葉を発することもあります。
そんな状態ですが、相談を受けました。
自宅療養を続けるべきか、病院へ戻るべきか。
現在、介護ケアは24時間体勢、往診も毎日行われ、
電話をすればいつでも駆けつけてくれる場所に先生がいて
自宅療養の体制としては十分な環境にはなっていると思います。
これはずいぶん以前に「さら」が自分で探した体制よりは遙かに良く、
望んでいた体制よりもむしろ良いほど。
本人はウェブで情報を集めていましたが、
やはりこういうことは
ケアマネージャーが集めてくれた情報の方が優れています。
特に往診してくれる先生の携帯電話に
直接いつでも連絡できるというのは
世話をしている家族にとっては大変心強いようです。
しかし「さら」にとっては
専門の医療スタッフがいつでもそばにいる
病室の安心感が得られないのがどうしても不安なようです。
精神的な部分までは
実際に自宅療養をしてみないとわからないのは
当然のことでしょう。
病院よりもむしろ対応がよくて、
トラブルもなく、病状の急変もないのですが
病院ではないという不安は
大きなストレスになっているみたいです。
でも、自宅という心地よさも捨てがたい。
一生懸命に声を出して相談されたものの
明確な答えは出してあげられませんでした。
難しいです。
一度、病院へ戻るのは賛成です。
体力的にも移動ができるのは今の内です。
しかしまた自宅療養をしたくなっても、
今の体制を再び組むのは容易ではないでしょう。
移動できる体力が残っているのかも心配です。
移動自体が大きく体力を消耗しますから。
今日明日には、
自宅療養を中止して病院に戻るかを
決定しなければならないようです。
「自宅で病院並みの看護を受けるにはどうしたらいいのか」と
がんセンターの先生に相談していた「さら」を思い出しました。
先生の答えは、
「大金持ちになって自分で病院経営するしかないよ」
alzは笑って「そりゃそうだ」なんて
言っていましたが・・・・。
alzが引き続き記事を投稿しています。
ぬけがけして昨夜、自宅へお見舞いに行ってきました。
すみません。
「さら」の妹さんから
「ブログの記事にするならば、
できるだけ、ありのままを伝えて欲しい」と、
いうことなので、
今回はちょっと辛い内容です。
こういう内容をブログに書くべきか迷いましたが
「誰かの参考になれば」という
ブログを始めた「さら」の意図を汲みました。
以下、心の準備をしてからお読み下さい。
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病状はかなり進行してしまっています。
朦朧としていて、ようやく会話できる状態。
奥底にある意識をようやく探り出して
なんとか声に出しているようで、
それさえも辛そうです。
うわごとのような言葉を発することもあります。
そんな状態ですが、相談を受けました。
自宅療養を続けるべきか、病院へ戻るべきか。
現在、介護ケアは24時間体勢、往診も毎日行われ、
電話をすればいつでも駆けつけてくれる場所に先生がいて
自宅療養の体制としては十分な環境にはなっていると思います。
これはずいぶん以前に「さら」が自分で探した体制よりは遙かに良く、
望んでいた体制よりもむしろ良いほど。
本人はウェブで情報を集めていましたが、
やはりこういうことは
ケアマネージャーが集めてくれた情報の方が優れています。
特に往診してくれる先生の携帯電話に
直接いつでも連絡できるというのは
世話をしている家族にとっては大変心強いようです。
しかし「さら」にとっては
専門の医療スタッフがいつでもそばにいる
病室の安心感が得られないのがどうしても不安なようです。
精神的な部分までは
実際に自宅療養をしてみないとわからないのは
当然のことでしょう。
病院よりもむしろ対応がよくて、
トラブルもなく、病状の急変もないのですが
病院ではないという不安は
大きなストレスになっているみたいです。
でも、自宅という心地よさも捨てがたい。
一生懸命に声を出して相談されたものの
明確な答えは出してあげられませんでした。
難しいです。
一度、病院へ戻るのは賛成です。
体力的にも移動ができるのは今の内です。
しかしまた自宅療養をしたくなっても、
今の体制を再び組むのは容易ではないでしょう。
移動できる体力が残っているのかも心配です。
移動自体が大きく体力を消耗しますから。
今日明日には、
自宅療養を中止して病院に戻るかを
決定しなければならないようです。
「自宅で病院並みの看護を受けるにはどうしたらいいのか」と
がんセンターの先生に相談していた「さら」を思い出しました。
先生の答えは、
「大金持ちになって自分で病院経営するしかないよ」
alzは笑って「そりゃそうだ」なんて
言っていましたが・・・・。
2009年5月9日土曜日
自宅療養Part2
妹さんからメッセージです。
昨日は退院と初めての夜で、本人並びに両親も私もかなり疲れてしまいました。
今日は午前中、看護士さんに来て頂き、姉の体調も落ち着き始め、ようやく家族も一休みできました。
明日は母の日なので、家族で何か出来ればと思っています。
自宅療養によって、病気のことばかりの毎日から抜け出せたのが、「さら」にとってなによりの刺激になっているのではないでしょうか。
まだ介護のペースが掴めていないそうで、もう少し自宅へのお見舞いは遠慮したほうがよさそうです。
なにもかも初めてのことばかりで、ご両親もてんてこ舞いでしょうね。
何はともあれ、自宅療養が成功してよかったですね!
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